雇用保険1

労働する方であれば、原則として雇用保険の加入は必須(強制的に加入する)事項です。
これに加入していなければ、その会社は雇用保険法に違反している事になります。
このページで、雇用保険の制度や支給額や期間、手続きに必要なものを確認しましょう。

雇用保険が制定された背景について

まず「雇用保険法」とは、1947年に“失業保険法”に代わる新しい法律として制定された、国の法律の事です。この雇用保険法に定められているのが雇用保険。

前身となる失業保険法にも失業保険が定められていましたが、これの後身として新たに雇用保険が定められました。

雇用保険の役割と必要性

雇用保険が持つ役割は、大きく二つに分ける事が出来ます。

 シ兮海靴童柩僂垢觧が困難だと判断された場合、または労働者が職を失ってしまい、所得が無くなった場合、および労働者が自分の職務に関係する職業訓練を受ける際に、生活の安定と就職を促すために“失業等給付”を支給する。

◆ゼ唆箸陵淹澆筝柩儺_颪梁タ福∀働者の能力の開発と向上、福祉の増進をはかる為に2つの事業を行う。

このように、その名の通り雇用に関する総括的な保険を行うものです。

上記のように、雇用保険に加入していないと失業しても給付を受ける事が出来ません。
また、1人以上労働者を雇用している事業所では加入してないと雇用保険法違反になります。

もしも、いざ失業・退職をして“雇用保険に加入していない”などと言われた場合には、まず事業主に問い合わせて最大2年前までさかのぼって加入し、支給を受ける資格を得ることが出来ます。

万が一、事業主が応じない場合には職業安定所(ハローワーク)に行って雇用されていた事が書類などで証明出来れば申請することが可能です。

加入時の手続きに必要なもの

加入手続きに必要な書類としては通常“被保険者証”を提示します(雇用保険受給者資格者証が必要な場合もあります)。

印鑑や身分証明書も必要な場合があるようです。

短期期間の労働者に関しては1年以上の雇用見込みが必要でしたが、改正後は半年(6ヶ月)以上の雇用見込みがあれば加入できるようになりました。

技能習得手当てとは?

技能習得手当てとは、基本的な手当て(基本手当)とは別に貰うことが出来る手当ての事です。(基本手当については→次ページ

受給資格を持つ人が職業訓練などを利用する環境を整え、それを支援(促進)するために基本手当とは別に給付されるものです。

つまり、自らのスキルアップを積極的に行う求職者へ支給される手当の事です。
技能習得手当の中でも、更に受講手当と通所手当があります。

受講手当

受給資格者が、ハローワークの指定した職業訓練などを受けるときに支給される手当の事です。

1日当たり、500円支給されます。(暫定措置の場合は700円)

通所手当

通所手当とは、職業訓練所などへの通所の際、自動車や交通機関を利用する時に支給される手当の事です。

状況によりますが、ひと月に最高で42,500円まで支給されます。
支給の対象にならない日は、日割りで減算されて支給されます。

寄宿手当てとは?

寄宿手当とは、受給資格者がハローワークの指示によって職業訓練などを行う時に、家族と別居しなければならない時に給付される手当です。

つまり、受給資格者によって生計が立てられている家族(家族同然の者や、婚姻届を出していないが事実上婚姻関係にある者も含まれる)がいる場合に給付されるものです。